清僧
清僧(醒酔笑)
人跡の絶えた山中に僧が住んでいた。疑い深い人がいて、「独りでは住めないだろう。女房がいるはずだ。」と、冬の夜、僧の住むお堂に行き、立ち聞きをしたそうです。すると、「そなたがいればこそ、この寒夜にもあたたかなれ。いとおしの人や」と僧が言っている。紛れもなき夫婦だ、と入ってみると僧以外誰もおらず、「これが私の相手です」といって僧が出したのは3升ほどはいる大徳利だった。 という話が安楽庵策伝和尚の「醒酔笑」にあります。策伝和尚の酒擁護派であることがここでも分かりますね。
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